湿潤断熱線図を描く (4)
最初に新たなシートを多数作り、シート名に湿球温位の値を当てた。湿球温位が20 ℃のシートに、前回作成したデーターがある。そのデーターをシートごと、それぞれの湿球温位のシートにそのままコピーする。そして、それぞれのシートのB5セルに、シート名に対応する湿球温位の値を記入する。それだけで、その湿球温位に対応した湿潤断熱線の計算結果が列Bに書き込まれる。
続いて、各シートの列Bのデータを集計(Assmble)シートに数値コピーする。このようにして出来上がった集計シートを上に示した。
そのような手続きを経て完成したグラフを上に示す。通常の湿潤断熱線図の気圧軸は対数目盛となっているが、このグラフの縦軸となっている気圧軸は、線形目盛りとなっている。
実用的な図とするためには、補助目盛の間隔をもっと細かくしたいのが、現在のエクセルではそれは難しいようである。 |