時々眺める富士山

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2006年12月2日
12月になって
 11月までは暖冬で推移してきたこの冬。これから寒くなるのか、暖冬のままなのか?気象庁は地域で異なるといったものを昨日発表した。とりあえず、今日の夜からかなり寒くなるといわれている。
 今日も、朝日を浴びる富士を眺めた。この時間でも、それほど寒くはない。 
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                                 2006年12月2日
本日の富士山
 今日は早朝から南西から生暖かい風が流れ込んでいました。早朝は、うっすらとしたもやの中に、朝日を浴びた富士山がピンク色に染まって見えました。その後、太陽が高くなると、日差しがかなり強く、まさに小春日和の中でさらに暖かくなりました。それにつれて、空も晴れてきて、青空ときれいなコントラストがついた富士山が眺められました。ただ、すぐに白い雲が現れ、次第に富士山をかすませてしまいました。昼過ぎには、雲と富士山の雪との差は、ぼんやりと分かるかなというぐらいになってしまい。その後地平線近くは真っ白になってしまいました。
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2006年12月2日
椿と山茶花の見分け方
 椿と山茶花は同じような時期に同じような花を咲かせますが、花の散り方が違うので、花が咲いているときは、これらの区別が容易であることは良く知られています。ところで、花が咲いていない時期にこれらの木を区別できますか?  葉を日に透かしてみれば分かるということを教わりました。今日のような小春日和の日に、その違いを撮影してみました。
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 これは椿の葉で、日に透かして見ると、葉全体が濃い色をしていて、葉脈が白く透けて見える。
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 これは山茶花の葉で、日に透かして見ると葉が薄い色をしていて、葉脈の方が濃く見える。
2006年12月9日
今日は1日冷たい雨
今日は早朝から冷たい雨が降っていて、当然のことながら富士山は見えない。当地も朝から気温はほとんど上がらず、逆に日中のほうが少し低くなり、今(午後2時ごろ)は8度程度のようだ。本格的な冬の気温になっているが、小さかった頃のこの時期には普通の気温だったのだろう。環境保護と節約のため、部屋全体の暖房はしないため、室内のデジタル寒暖計は10度になっている。
暖冬の影響で、もみじの紅葉がどんどん遅れて、当地では年内には落葉仕切らないという状況が続いていたが、本年は昨年に続いて例年よりは紅葉が1週間ほど早いような気がする。
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このもみじは、外側にある葉は紅葉していて、内側(北風が当たらない)はまだ青い。
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 このもみじは、一年中葉が赤い品種だが、この時期はことさら赤くなる。落葉前には葉がしおれて汚くなるが、それにはまだ2週間以上はあるだろう。
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平成12年の秋から、家の前の向かい側の道路際にパンジーを植えてきた。本年はパンジーとビオラを合わせて240株ほど植えてみた。当地の乾燥した冬は、水の管理が大変だが、今日の雨はパンジーにとって恵みの雨となっている。この写真に写っているパンジーは「JAやまがた」の鏡吉晴さんの苗です。鏡さん、こんな風に育っていますよ。来年の3月から4月は毎年こんもりとなります。
2006年12月16日
湿り気のある冬の朝の富士山
今週は冷たい雨が降る日が多かった。今朝はうす曇で、普段の当地の乾燥した冬の気候とは異なり、湿り気のある、深呼吸をしたくなるような朝でした。富士山は霞の先に見えるような状態でした。
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2006年12月16日
紅葉
今年の紅葉は暖冬が続いたここ数年より時期が早まったと思います。
楓の紅葉は今日あたりが最盛期なのでしょう。
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 午前中はかなり日差しもあり、日当たりを受けて光って見えました。
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散るまで2週間はあると思った椛は、散ってしまいました。 2006年12月16日
ピラカンサの実
 花や実は、見ごろあるいは熟してくると、野鳥に食べられてしまうものがかなりあります。木蓮の花は、開く前に野鳥に食べられてしまい、花が無残な形になってしまってがっかりすることがあります。
ピラカンサは野鳥の食べごろに近づいてきました。
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 下の方の実から熟してきているようで、下に示す写真では、実の大半が食べられています。半月後には、ピラカンサの実はなくなってしまうでしょう。
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2006年12月16日
アメジストセイジ
 宿根サルビア(アメジストセイジ)がまだ咲いています。もう少し寒くなると、この花も見られなくなります。
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2006年12月16日
水をたっぷりもらったパンジー
 例年は、この時期雨が少ないので週末にしか水遣りが行えない道路際に植えたパンジーは元気がなくなっています。特に昨年は雨が少なく、金曜の深夜(すでに土曜になってから)に水遣りをしたりしました。このところの降雨で、今年のパンジーは至って元気です。
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2006年12月16日
本日夕方の富士山
 今日は午前10時を過ぎると、上の方の空は晴れて日差しが出ているのに、富士山の前には白い雲がかかり、富士山は全然見えなくなってしまいました。一時は小春日和の日差しを感じ、道路清掃作業をしていると汗ばむ感じで、下着の交換をしました。昼を過ぎると、空は曇り、ひんやりとなってきて、作業をするには心地よい涼しさでした。
 道路清掃を終えて戻ってみると、空があんなに曇っているのに、ここと富士山の間には雲がないのです。灰色の背景に、白雪をいただく富士山が見えました。
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 空は厚い灰色の雲に覆われていましたが、若干薄くなったところから、わずかに日の光が漏れていました。ただ、夕刻が迫っても夕焼けは見られませんでした。
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2006年12月23日
天皇誕生日の朝の富士山
 天皇誕生日の今朝は、かなり冷え込んでいました。早朝の頭上の空は、ところどころに薄い雲がかかっている程度でしたが、地平線近くの雲は濃く、富士山は見えませんでした。ただ、午前9時過ぎから、この雲が薄くなり見えてきました。その後、また雲が濃くなり、富士山はかすんでいきました。
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 その後11時ごろになって、また雲が薄くなってきました。今日は暖かくなりそうです。富士山の雪も、ひところより少なく、薄くなったように見えます。気のせいでしょうか?
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2006年12月23日
天皇誕生日の午後の富士山
 12時前から、地平線近くの雲は再び濃い白色となり、富士山は見えなくなってしまいました。頭の上の広範囲が晴れ渡っており、午前中に続き穏やかな冬の日が続きます。風が全くない上に日差しが強いので、日が当たるところはぽかぽか陽気です。午後の道路清掃は半袖のシャツという軽装で行いました。ただ、通り過ぎる人達はかなり重装備の服装。3時半に家に戻ると、強い日差しの中で、富士山はかすんで、わずかに見える状態でした。
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 その後4時過ぎころから、空は一気に澄み渡ってきて、雲がほとんど消えてしまいました。日が西に傾くとともに、気温は一気に下降しました。富士山はピンク色の空にシルエットとなって浮かんで見えました。
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 そして、雲はさらに消えていき、西の空の色は次第に橙色に変わっていきました。空の高い位置に三日月が見えました。
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2006年12月30日
12月30日朝の富士山
 12月としては異常に多い雨が降り、4月頃、場所によっては5月上旬の暖かさ(10月ごろの陽気)の日があったりして、暖冬の印象を強く与えた1週間でした。金曜日から冬型の気候になり、日本海側では本格的な雪が降ったようです。ただ、昨年の大雪とは全くの様変わりが報じられています。
 昨日からの冬型で、太平洋側はきれいに晴れた空を連日見ることができています。冬型で寒くなるといっても、厳しい冷え込みというには5度程度高いように感じます。最近は、晴れていると日差しが強く、すぐに体が温まってしまうからそのように感じるのかもしれません。今朝は無風です。穏やかな富士山が見えました。平野部で経験した大雨は、富士山では雪となったはずですから、先週より雪の量は増えています。室内のデジタル温度計は、現在7度となっています。
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2006年12月30日
12月30日午後の富士山
 今日は1日快晴で過ぎるようですが、午前中に比べると空に薄いもやがかかっています。西に見える富士山も、だんだんかすんできましたが、雲に隠れている部分はありません。日差しは相変わらず強く、一切暖房をしていない室内も、午後には15度まで上がってきました。
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2006年12月30日
12月30日夕方の富士山
 今日は一日中富士山が良く見えていました。昨日の天気予報では西から次第に雲が多くなってくるとのことでしたが、当地は一日中快晴、雲を見つけるのが難しいほどでした。夕刻には、地平線近くが橙色に染まった雲の全くない空の中に、富士山がシルエットで浮かんで見えました。
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2006年12月30日
庭の片隅の小さな冬
 気温が0度以下にならなくても氷は張る。当地もかなり以前は零下になって、水道管が破裂したり、台所の水が凍っていたりしたこともあった。小学生の頃には大きな池にも氷が張り、薄い氷の上に乗って遊ぶスリルを楽しんだことが思い出されます。最近ではそのようなことは全然経験しなくなった。ただ、今でも寒い日には睡蓮鉢に氷が張り、昔の寒かった頃の風情を思い出させてくれる。
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2006年12月30日
今年も年を越すもみじの葉
 今年は、急に寒くなったためもみじの紅葉が暖冬化した例年より若干早いように感じた。もみじの落葉は順調に進んでいたが、北風が当たらない場所の下の方の葉は、年を越すことになるだろう。ただ、年越しをする葉の量は例年より少ない。
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2006年12月31日
春の到来に備える花のつぼみ
 平成18年も今日が最後。これから冬の本格的寒さを迎えますが、庭の花木の花のつぼみは来年の開花に向けて準備を進めています。
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梅のつぼみ
年が明けて一番先に咲くのが梅です。すでにつぼみはかなり膨らんでいます。あまり暖かいと年内に咲き始めてしまうこともありますが、今年は半月後くらいから咲き出すでしょうか?
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おかめ桜のつぼみ
桜の中で一番先に咲く避寒桜。3月第1週頃に咲き出すはずですが、つぼみは梅に比べるとずっと小さい。
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ソメイヨシノのつぼみ
日本の桜の代名詞のようなソメイヨシノ。3ヵ月後に見せる美しい一面の開花に向けて、たくさんのつぼみを付けて備えています。
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枝垂桜のつぼみ
ソメイヨシノと同時期に咲く枝垂桜。ただ、つぼみは小さく、本当に咲くのかなと思うことがあります。
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木蓮のつぼみ
あと2ヶ月ほどで咲き出す木蓮。花が大きいのでつぼみもこれだけ大きくなっている。
この花は、最近花が開ききる前に野鳥に花の根元を食べられてしまい、きれいに開花した花が見られなくなってしまいました。
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しゃくなげ 吉野のつぼみ
これもあと2ヶ月ほどで咲き出す。
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しゃくなげ バルカンのつぼみ
ゴールデンウイーク頃に咲く花ですが、花が大きい分、つぼみはかなり以前から大きくなっています。
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花桃のつぼみ
3月半ばに咲き出す照手花桃。枝に鈴なりにつぼみをつけています。
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ボタンのつぼみ
4月上旬に咲き始めるぼたん。花の大きさに見合った大きなつぼみとなっています。

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