時々眺める富士山

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2007年8月4日
梅雨明け直後の台風一過
 関東地方は8月に入ってすぐに梅雨明けが発表された。梅雨が明けたらすぐに台風が来た。九州地方を中心に風雨の被害が出ているようであるが、関東地方にはほとんど影響がでなかった。フェーン現象による気温上昇が生じている地方がある一方で、当地の夜間は気温が下がり、消費電力節約に協力できる。
 天気予報は曇のち晴れであったが、台風一過の晴天が訪れ、今朝は富士山が見えるのではないかと期待して5時に起きて西の空を見たが、富士山は見えなかった。台風の影響と考えられる若干強い南風が吹いていたが、気持ち良い風であった。朝から強い日差しがあり、今日一日の体力消耗を考えて、再び睡眠をとった。再び起きたら、風は無くなっていた。
 先週から蝉の鳴き声で夏を十分感じることができるようになっている。20年ほど前までは、蝉が鳴いていると、必ず蝉取り少年が「蝉捕らせてください」と入ってきて、蝉を持って行ってしまった。最近はそのようなことがなくなり、蝉の鳴き声を楽しむことができる。蝉取り少年が来なくなったのは、付近の少年が少なくなったのか?学校の昆虫採集の課題がなくなったのか?それ以外の理由か?ともかく、捕虫網を持って走り回る少年の姿は見なくなった。それと、この時期は昆虫が多く、野鳥が少ないということをこの年になって知った。
これは電柱で鳴くアブラゼミ
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今週もまた百日紅の花を撮影した。だんだん花が増えてくる
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他の百日紅がなかなか咲かないのだが、もう1本が咲き出した。
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 一日強い日差しがあり、暑かったが、当地は極端な暑さではなかった。夕刻に西の空が少し赤くなったが、富士山は見えなかった。

2007年8月11日
パソコンのスイッチを入れるのも億劫(守常ブログより)
 昨日は、東京がこの夏はじめての猛暑日だったそうだ。当地(湘南地方)も暑い日が続いている。二男は、ここは東京よりずっと涼しいという。しかし、この暑さはかなわん。毎日クーラーを入れた狭い範囲で生活している。

 二男に新しいパソコンをプレゼントされてからちょうど3カ月たった。ただ、パソコンのスイッチを入れるのもお億劫で、自分でスイッチを入れたのは5回程度か。ちなみにパソコンは暑い部屋にあり、この暑さが続く間は使えない。使い方を半ば忘れている。

2007年8月11日
お盆休みになって
 お盆休みになって高速道路の交通量が増加している。少子高齢化、若年層の車離れ、高速道路網の整備、ETCの普及など種々の理由からと思われるが、高速道路の普段の渋滞は年々減少してきている。ただ、正月休み、春分の日の前後、ゴールデンウイーク、お盆、秋の行楽シーズンは未だにひどい渋滞が発生する。この時期の当地の海岸通り(湘南海岸)の渋滞も相当なものだが、夜間・早朝のETCの半額制度導入以来、東京方面は東名しか使わなくなった。昨日の東名の東京から厚木方面は夕方を過ぎて渋滞が減少していたのに、深夜に通過したら横浜町田の合流による速度低下が原因の渋滞が8キロほどあり、大和トンネル前で速度回復による渋滞解消かと思われたら、海老名手前でまたかなり速度は落ちてしまった
。  普段の東名とはかなり異なり、トラックより乗用車が多く、速度変化が普段より大きいのがこの時期の特徴だ。2、3日先から始まる上りの渋滞時期は、東京料金所で追い越し車線から非ETC料金支払いレーンへの無謀な車線変更をする車もこの時期には目立つ。
 一夜明けて、早朝から気温は上がっていた。6時に起きて西の空を見たが、富士山は灰色の薄い雲の後ろだった。 今年から気温が35度を超えると猛暑日と呼ぶようになり、東京は昨日が初めての猛暑日だった。今日も連続して猛暑日となったようだ。当地も一日中強い日差しであった。この歳になって、外で長時間の作業を行ってはいけないと思った。道路際には雑草がすぐに出てくるのだが、目立ったものだけを処理するにとどめた。それでも汗をびっしょりかき、夕方の一風呂が実に気持ち良かった。
 ここで少し一休み。午後6時過ぎまでじっくり待って西の空を見た。今日も富士山は期待に応えてくれた。一日中薄灰色の靄のかなただった富士山が姿を現していた。この時期富士山と丹沢山系の間に日が沈む。薄紅に染まった空に、富士山はくっきりと浮かび上がっていた。
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 夕暮れになり、当地は海からの心地よい風が吹き、日中の厚さが嘘のように感じられる。

2007年8月14日
真夏はじっとして(守常ブログより)
 日本各地で天変地異のある中で、無事に過ごさせてもらっている。

 先週の選挙は、長男夫婦の車で公民館の投票所まで連れて行ってもらい、無事投票できた。今日はことのほか暑い。

 今週、医者を変えて健康診断をしたら、特に悪いところはないそうだ。心房細動を除くと。

 歳をとると夏の暑さはつらい。一部屋だけ冷房を入れて、1日中そこで過ごすことにしている。食事のスペースが狭いが、年をとると狭いことは暑いことほど苦にならない。ただ、注意しないと体をあちこちにぶつける。

2007年8月18日
急に涼しくなった週末
 今週の火曜日の夕方、常磐道を東京方面に走行していたら、夕空に富士山が浮かび上がっていた。自宅から見る富士山より距離がずっとあるのに、大きく感じられた。くっきり見えることと、周囲の風景との兼ね合いからであろうか?不思議なものである。高速運転中のため、その写真を紹介することはできない。
 今週は日本各地で猛暑に襲われた。木曜日には日本の最高気温記録を熊谷市と多治見市で74年ぶりに更新する40.9度を記録し、昨日も多治見市では、長らく日本の最高気温であった記録と並ぶ40.8度を記録した。当地は、昨晩雨が降り、夜更けは気温が下がり、外気を入れればかなり涼しく、クーラーなしで熟睡できた。
 今日は朝から曇り空で、扇風機があれば十分涼しい。ただ、西の空はどんより曇っており、1日中富士山は見えそうにない。

2007年8月18日
体調のすぐれなかった1週間(守常ブログより)
 12日の日曜日に長男の車で、地元の博物館で開催されている夏期特別展に出かけた。地元の「地盤と活断層」がテーマだ。ここのところ日本各地で大きな地震があるが、年寄りには厳しい天災だ。

 1000円のオールカラーのパンフレットと300円の地盤図を購入した。地盤図は細かくてよく見えないが、長男の話では、今住んでいるところに活断層はないそうだ。次男の話では、地図上では軟弱地盤地帯の境界をわずかに外れているように見えるそうだ。

 博物館で少し歩き、その後家内の実家に寄り、そこでまた歩いてしまったのがいけなかった。その後体調を崩し、1週間寝付いてしまった。

 この1週間は日本中暑かったが、その間は冷房のある部屋で寝ていた。

 この1週間衛星放送は映るのだが、地上波のTVが映らなくて往生していた。衛星では地元の天気予報がない。かといってパソコンの電源を入れるのもおっくうだ。次男に見てもらったら、アンテナブースターの電源が切れているとのことだった。介護の人が掃除をした際に切ってしまったのだろう。

2007年8月18日
急に秋が来たような1日
 本日は1日中曇りで、今にも雨が落ちてきそうな空模様であったが、結局雨は降らなかった。気温は前日より一気に10度下がり、急に秋が来たような感じ。日中の蝉の鳴き声から、暗くなって虫の声にチェンジすると、まさに秋の夕暮れ。ただ、今日は西の空の雲は厚く、秋の夕焼けの風情は楽しめなかった。もちろん富士山も1日中見えなかった。 この1週間の暑さで庭にもいろいろ異変が生じている。楓が紅葉を始めている。1年中紅葉している品種もあるが、この木は秋が深まらないと紅葉しないもの。
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京都では、笹が枯れて笹団子が京都の笹で作れないというようなニュースを1ヶ月ほど前にTVで見た。我が家の笹も1ヶ月前までは緑色だったものが、この2週間でみな真白になってしまった。
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 笹は何十年に1回、一斉にかれるのだから不思議ではないという解説も聞いているが、果してその通りなのでしょうか? ここのところの暑さと雨不足で新規に花の苗を植えるのは先週のポーチュラカ以外控えていたが、少し涼しくなったので花の苗を道路脇に植えた。枯れないことを祈る。

2007年8月25日
まだまだ暑い日が続いている
 昨日の8時ごろ車で帰宅した時は、外はまだむっとした暑さであった。庭樹からはアオマツムシの大合唱が聞こえていた。虫の鳴き声が弱くなる夜半過ぎには、風も出てきて気温はかなり下がった感じがしてきた。風を通せばエアコンなしで快適であった。
 一夜明けた今日は、朝から日差しが強かったが少し涼しい感じだ。西の空は白っぽい雲があり、富士山は見えなかった。もっと早起きをすれば少し拝めたのかもしれない。
 他では2番花、3番花をつけているころだが、我が家の遅咲きのサルスベリがようやく咲き出した。
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 このところ雨がほとんど降らなかったが、今週は木曜日の朝に雨が降ったので、草花も少し息を吹き返したようだ。道路際に植えた苗も、今のところ元気だ。
先週と先々週に椿と山茶花の葉裏のチャドクガの卵を落としたのだが、幼虫が発生してしまっていた。

2007年8月25日
結局見えなかった富士山
 日中暑かった当地(湘南地方)も、夜になってだいぶ涼しくなった。夜9時過ぎに庭に出ると、青空駐車している車のルーフに露が降りてきていた。アオマツムシの大合唱がまだ続いている。この鳴き声を騒々しいとするブログが多いようだが、サーバーのファンの音より心地よいし、そばを通る鉄道の音より家に入ってくる音は小さい。
 夜になって、日中の作業で触れてしまったチャドクガの影響が出て、腕や足に痒いところが出ている。

 今日は結局富士山は見えなかったが、夕焼けが奇麗だった。富士山の見えない夕焼けの写真を掲げる。
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2007年8月26日
今日はささぎを買いに外に出た(守常ブログより)
 暑い日が続いているが、何とか体は持っている。
 次女の義母が危篤だそうだ。私と同い年だが、現在老人ホームで寝たきりとなっている。次女の義父は昨年97歳を目前に亡くなられている。
 それでも、次女夫婦はすでに計画しているチベット旅行に出かけるそうだ。亭主が65歳で定年退職して、ようやく出かけることができるようになった旅だそうだ。

 8月28日がお稲荷さんのお祀りなので、必要となるささぎを買いに、今日は暑い中、買い物に出た。近くの店では一袋480円の中国産しかないので、少し遠くまで歩いた。国産は640円だった。亡くなった父が御霊を戴いたのがこの日で、この日を祀ってほしいと言われたのを守っている。暑い時期なので、お供えが傷むのが早いのにも悩まされる。



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