2022年の春の庭に訪れた野鳥


2022年の春の庭に訪れた野鳥

2022年3月6日
世の中は第3次世界大戦が避けられない雲域となっている。そんな中、庭を眺めているだけでよいのか?ということはあるだろうが、この春に庭に来た野鳥を記録にとどめようと思う。

歳をとって、動くものの撮影は難しくなっている。カメラもピントが合いにくい。オートフォーカスがうまくいかない機種をメインに使っていることもある。自分でピントを合わせるカメラは古くてレンズやCCD表面にゴミがたまっている。そのため、ここの所あまり撮影していない。

毎年、モクレンの蕾が膨らむころ、ヒヨドリがその蜜を吸いにやってきて、つぼみをぼろぼろにしてしまう。今年もやってきている。
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ピントは合うがゴミの多いカメラで撮影している。こちらの手の届かない高いところにいるのに、窓のカーテンを開けるだけで逃げていくことが多い。外で近づけば、必ず逃げていく。今日は窓を開けても逃げずに撮影に応じてもらえた。距離は5mぐらいだ。

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膨らんできた蕾を選んで、その根元から蜜のあるめしべの元をつついて口の中に入れる。

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2022年3月6日
モクレンの花の蕾を食べるヒヨドリ

モクレンの花の蕾を食べるヒヨドリ

2022年3月9日
今朝、屋上に出たら、ずいぶん低いところをトビが旋回していた。その周囲には、カラス、ヒヨドリ、ムクドリなどが飛んでいて、トビがそれらを追い払っていた。接近戦を行い、追い払っていく。周囲にほかの鳥がいなくなったら、こちらの頭の上をゆっくりと何度も旋回して、どこかへ飛び去って行った。
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2022年3月10日
ウグイスのさえずりをめったに聞かなくなってずいぶん経ったように思う。昔(50年ほど前)は結構聞くことができ、母と、「だいぶさえずりがうまくなってきた」といった会話を交わした記憶があるので、何度も聞いてだんだんうまくさえずるようになっていくことを聞く側も体験できていた。最近は1回も聞かずに終わってしまうことが多い。ほんのわずかな機会を逃してしまうのだろう。コロナ禍で1日家にいるようになっても、あまり聞かないような気がする。ところが、今日の昼頃聞くことができた。

ウグイスのさえずり(3月10日の昼)

昼食の頃であり、NHKTVの昼のニュースを聞いていた。それを中断して録画したものである。

その後、庭に出たらジョウビタキに出会えた。
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ピントが合いにくいオートフォーカスカメラだったため、なかなか良い写真が撮れなかった。

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木の枝から枝に飛び移りながら、時々停止し、こちらを向いてくれたこともあったのだが、その時はピントが合わなかった。

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上の写真を撮影した直後、庭の外へ飛び去ってしまった。

飛び去るジョウビタキ

2022年3月15日

オカメ桜が満開となった。花の蜜を吸いにメジロがたくさんやってきていたが、最近はヒヨドリが優勢となっている。メジロを追い払って蜜を独占している。

オカメ桜の花の蜜を吸うヒヨドリ(3月15日の午後4時ごろ)

2022年3月27日

オカメ桜の花が散り、ヒヨドリがやってこなくなった。そのすきを狙ってか、オカメ桜の隣にある百日紅にシジュウカラがやってきた。枝の付け根に、えさとなるものがあるようで、時々ほじくり返していた。

百日紅でさえずるシジュウカラ(3月27日の午後3時15分ごろ)

すぐそばを車が通過するが、その影響を受けずにさえずりながら餌を探しているようだった。

百日紅でさえずるシジュウカラ(3月27日の午後3時16分ごろ)

2022年3月31日

コロナ禍で1日中家にいるとよいこともある。今朝も、ウグイスのさえずりを聞くことができた。

ウグイスのさえずり(3月31日の朝)

電車が通ったり、車が通ったりで雑音が入ってしまう。よいものを取ろうとしても邪魔が入る。ウグイスのさえずりが聞こえてくる方にカメラを向けているが、違う場所にいるのかもしれない。

ウグイスのさえずり(3月31日の朝)

ウグイスのさえずりは聞こえても、姿をとらえることはなかなかできない。今朝、さえずりの聞こえる方向にカメラを向けていたら、姿をとらえることができたが、カメラのオートフォーカスが言うことを聞かず、ピンボケとなった。それでも、実態をとらえられたのは本年初めてである。オカメ桜の若葉に身を隠していた。

ウグイスのさえずり(4月2日の朝)

(2022.04.02)

ヒヨドリのヒナ