(一社)日本気象予報士会は、平成26年から気象予報士CPD管理システムを用いて気象予報士CPD制度を運用してまいりました。気象予報士CPD管理システムは、日本気象予報士会のホームページの会員情報管理ページからログインして利用する仕様となっていました。日本気象予報士会では、令和元年12月27日をもって、これまでの会員情報管理ページを閉鎖したことから、気象予報士CPD管理システムにはアクセスできなくなりました。
その後、開設した新しい会員情報管理ページには、これまでの気象予報士CPD管理システムにアクセスする機能はありません。そこで、従来の気象予報士CPD管理システムを利用した気象予報士CPD制度の運用は令和元年12月をもって終了しました。令和2年以降は、各気象予報士が手元で技能研鑽実績表を作成し、それを提出する方法に変更して気象予報士CPD制度を運用しているところです。
気象予報士CPD管理シスを用いた気象予報士CPD制度の運用が軌道に乗った平成30年6月に(一社)日本気象予報士会では、これまでの制度運用の経験に基づき「気象予報士CPD制度細則」と「気象予報士CPD制度運用規程」を定めました。これらの規則は、気象予報士CPD管理システムを利用した制度運用を前提としたもので、この管理システムの利用を停止した現在は、規則の大半が意味をなさないものとなってしまいました。
これらの規則を現状の運用実態に合わせるためには大幅な改定をする必要が生じました。細則の改定には(一社)日本気象予報士会の理事会の承認を得る必要がありますが、現在の制度運用の実態を周知する必要があると考え、改定作業中の規則を暫定公開することといたしました。細則は
気象予報士CPD制度細則(現行暫定運用)を、運用規程は
気象予報士CPD制度運用規程(現行暫定運用)を参照願います。
規則の大きな変更点は、気象予報士CPD管理システムにかんする記述をすべて削除したほか、日本気象予報士会の会員と非会員の制度上の差がなくなり、唯一CPD単位の証明手数料が異なるだけになりました。
なお、これまでの細則と運用規程は現在も有効な状態にあることから、その右側に公開していますが、現在は、これらの規則による制度運用は行っておりません。
気象予報士CPD制度は、制度を利用している気象予報士の方々のご意見を取り入れて、よりよい制度へとブラッシュアップしていこうと考えております。お気づきの点があれば、cpd-qa@yoho.jpまで、ぜひともお知らせください。皆様方のご意見を規則に反映していこうと考えております。