礼拝堂殺人事件の犯人から届くクリスマスカード


事件概要

 礼拝堂の警備員が強盗に殺される。犯人につながりそうな証拠物は、散乱した書類の上に残されたほこり足痕跡のみであった。その痕跡は不十分なものに思われたが・・・・・。


オリジナル写真を用いた解説

図34のオリジナル写真のコピー
                図34のオリジナル写真のコピー

 犯行現場の床の上に散乱していたタイプ用紙の上に残されていた足跡。不鮮明な埃痕跡であった。

図35のオリジナル写真のコピー
                 図35のオリジナル写真のコピー

 被疑者の靴で撮影した靴底の写真を反転焼き付けしたもの。タイプ用紙の上の痕跡が、この靴によって残されたものと結論するまでに、長い時間を要した。

 

図36のオリジナル写真のコピー
                  図36のオリジナル写真のコピー

 容疑者には終身刑が宣告され、ミシガン州南部刑務所に収監された。原著者が職場を去るまでの間、毎年激励の言葉を添えたクリスマスカードが送られてきた。


隠れた証拠に戻る