牛泥棒を捜査していた牧童頭らが行方不明になった。周辺から容疑者は浮上するが、犯行を証明するには・・・・・。
図30のオリジナル写真のコピー ボルトカッターによって 切断された南京錠のU字型金具に残された工具痕(左側)と、容疑のボルトカッターを用いて鉛線を切断して得られた工具痕(右側)との間の比較顕微鏡写真である。刃こぼれの特徴や、その他の線条痕の対応関係を確認できる。一部で、鉛線に残されている線条痕が深く見える。
図31のオリジナル写真のコピー ボルトカッターによって 切断された有刺鉄線に残された工具痕(左側)と、容疑のボルトカッターを用いて鉛線を切断して得られた工具痕(右側)との間の比較顕微鏡写真である。深さのある線条痕が対応関係が良好で、細かい線条痕にも対応するものが見られる。
図32のオリジナル写真のコピー 犯行後、池に投棄された口径0.357インチ・マグナム型のダン・ウェッソン回転弾倉式拳銃。投棄後6週間を経て、池から回収された。回収当初、拳銃には錆びの発生や作動不良が認められたが、ボルトカッターの鑑定を行いながら、機能回復が図られた。
図33のオリジナル写真のコピー 被害者の体内摘出弾丸(左側)と池から回収されたダンウェッソン回転弾倉式拳銃による試射弾丸(右側)との発射痕の比較対照写真。事件に用いられたものと同種の実包を用いて試射弾丸を採取している。被甲弾丸の旋底痕部分で。線条痕の良好な対応関係が認められる。