屋外の相対湿度の観測値は、測器設置時から低めであることが体感上すぐに分かった。そこで+8%の補正を行ったが、観測値が80%以上の大きな値を示さず、変動幅が小さいことも体感上すぐに知れた。ただ、新たな輸入の負担が大きいことから使用し続けてきたが、本年春以降、観測値の変動幅がますます狭まってしまった。
このように観測値が不適切であることを知りながらの運用を継続してきたが、昨日(2025年7月16日)23:00頃から観測値が上昇し始め、翌7月17日3:30には相対湿度値が100%となり、その後も100%に張り付いた状態が継続することとなった。露点温度も気温と同じ状態が継続した。
観測値の補正も試みたが、観測値が動くことはなく、観測値の利用はあきらめざるを得ない状況となった。欠測にしてしまうことも考えたが、当面屋内値で代用して運用することにした。
2025年7月17日以降、屋外の相対湿度値は屋内の値で代用している。
(2025.7.17)
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