2017年1月2日のUSBデータ転送の不調による欠測


 昨年の2016年6月3日にバンテージプロ2のコンソールを交換した。それまで使用していたコンソールではUSB接続しているウエザーリンクが不調となり、以降シリアル接続していた。シリアル接続の場合、データ転送や確認に時間がかかる ことから、新しいコンソールと交換し、USB接続で快適なデータ転送を行ってきた。ところが、7か月で以前と同様USB接続が不調となってしまった。

 年が明けた2017年1月1日の午後になって、グラフにループが描かれるようになり、おかしいな?と思っていたが、そのままにしていた。そして、1翌2日になるとデータ転送が朝5時ごろから停止していることを出先で気が付いた。急いで帰宅して調べたところ、USB接続は認識され、データダウンロードの操作は可能であった。ただ、数時間前までのデータがダウンロードされているため数ページ分のデータをダウンロードすることになると思っていたら、500ページ分のダウンロードが開始された。ダウンロード操作は終了したが、直近のデータはダウンロードされず、データにあくせすできないという文章が表示された。

そこで、応急処置として以前使用していたコンソールを復活させることとした。現在でもシリアル接続のWeatherLinkで室内計測専用で使用していた。旧コンソールにISSからの信号ケーブルを接続した。その間のデータは欠測となるが、これからのデータを大切にするための決断をした。

 今回の故障により、2017年1月2日の5:10から11:20のデータが欠測となった。ただ、この間は降水はなかった。また、この日に限り最低気温が2:50に現れており、その後気温が上昇しており、最低気温の取りこぼしもなかったようだ。最高気温午後に出ているので取りこぼしていない。ただ、平均気温や平均気圧、平均風速などの平均値は影響を受けてしまった。

 その後、コンソールの電源を1日OFFにして、再度USB接続を試してみたところ、今度はWeatherLinkソフトがUSB経由でコンソールを認識しなかった。自宅で余っている別のUSBのWeatherLinkをつないでみたが、やはりコンソールを認識することはなかった。シリアル接続のものは1基しかないため、測定データを犠牲にしないとシリアル接続が可能かどうかを確かめることはできない。そこで、シリアル接続のWeatherLinkを取り寄せることにした。

 USB接続は運用に当たって鬼門かもしれない。

(2017.1.4)


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