2015年6月21日の風向風速計の交換


 風速計の測定値が周囲のアメダスの値と比較して、かなり小さくなってきた。また、周囲のアメダスの平均風速は、年初からこれまでで辻堂のみ-0.1 m/sで、小田原、海老名、三浦は0.0 m/sであるところ、我が家の測定値は-0.3 m/sとなっている。風杯を下げたが効果はなかった。そこで、風向風速計を交換することとした。

 また、Vantage Vueの室内ユニットもウエザーリンクで室内のみのデータを記録することとした。風向風速計(Anemometer #7911が $130.5、WeatherLink 6510が $148.50、UPS Savorの料金が $73.74、米国の消費税$0.00、国内の消費税が¥1,500だった。

 WeatherLinkはUSBを注文するつもりがSerialを注文してしまったため、国内でUSB2とSerialの変換アダプターを\1,680で購入することとなってしまった。

 UPS Savorで節約したため、6月7日に注文したものが、到着まで2週間を要した。また、ここのところの梅雨空のため、設置交換作業は本日夕方18:00以降となってしまった。

 風向風速計は、アームの形状とマウントの形状が以前のものから変更となっていた。マウント形状の変更により、これまでUボルト1本での固定が、Uボルト2本での固定となっており、固定具の長さが長くなっていた。そのため、気温、雨量計ユニットの固定位置を30㎜下方に移動させた。

風向風速計のアームの形状が、上方に盛り上がった形状から、ほぼ水平に伸びる形状へと変更されていた。そのため、風向風速計の位置が、これまでより約20 cm下方に移動した。設置状況の変化の様子を、以下の写真に示す。

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購入設置時  2012年2月10日撮影

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風向風速計交換設置時(南西側から撮影)  2015年6月21日 18:10撮影

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風向風速計交換設置時(南東側から撮影)  2015年6月21日 18:10撮影

 風向風速の欠測時間は1分以内となるように作業を行った。温度。雨量計の設置場所を30mm下に下げ、組み立てておいた新しい風向風速計を屋上に上げ、前の風向風速計を外し、新しい風向風速計をポールに固定し、屋上のターミナルのWindと書かれたモジュラー線を外し、新しい風向風速計のモジュラーケーブルを手早く挿入した。

 その後、固定位置を微調整して、Uボルトの固定増し締めを行った。その後、屋内に戻り、Vantage Vueのウエザーリンク接続を行った。 今回購入したウエザーリンクはソフトが以前のものから更新されていた。これまでバージョン5.9.3を使用していたが、本日からバージョン6.0.3を使用している。

バンテージプロ2とバンテージビューでは気圧の値も室内気温の値も異なっていた。気圧の方は高度補正を行い合わせた。バンテージプロ2の方は高度補正を10mとしているが、バンテージビューの方は高度補正を14mとすると気圧の値が一致した。気温の方は、サンプリングも異なり、気温の変動が全く異なったものであった。バンテージビューは細かい振動を繰り返しているのだ。これについては、今後もう少し詳しく調べてみる。

(2015.6.21)


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