2014年8月10日に台風第11号の影響を受けて、少し強い風が吹いた。その風速の測定はできていたと考えられるが、その後8月12日の夕方以降、風速の測定値の低下があり、13日は風速の著しい低下が生じ、平均風速が0.0 m/sに落ち、14日はほとんど風速を測定していない。ここにきてデータ異常と認識された。
測定測器は屋上に設置しているため、雨の日の機器の確認を怠ることがあった。本日(2014年8月15日午前6時20分)測定器を確認したところ、風向風速計が大きく傾いていた。本来垂直に立っていなければならない風向風速計が水平より下に傾いていた。
風向風速計は、水平につきだしたバーに挿しこみ、小型埋め込みねじによる固定となっているが、租の固定が緩み、回転するとともに、バーから外れかかっていた。それを修正したが、固定ねじはすでに固定力を完全には回復できそうになかったため、接合部をアラルダイトで接着固定した。
これらの補修作業の結果、2014年8月15日6時30分以降の風向風速のデーターは正常に復帰したものとみられる。
なお、この間の異常データーは補正できないが、そのままにしてある。集計結果には)と]の表示をした。
(2014.8.15)
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