2014年2月4日は、日中気温が下がり続け、弱い降水も続いた。16時ごろ家を出たころは、雨が雪に変わってはいなかった。ところが、23時前に帰宅したときには、雪が積もっており、積雪量は1.2cmであった。
翌朝、観測値を確認したところ、降水が止んだ22:20から23:30間、風速が0で、風向は記録されていなかった。翌朝の観察でも、風向ふうそくけいの軸部分に氷結した雪の不着があった。これらの測定結果は、明らかに風向風速計が凍結したことによる。この間の風速データを0.0から欠測に修正した。その結果、平均風速は2.0m/sから2.1m/sに修正された。最大風速の平均値は変化しなかった。夜間は気温が氷点下に下がったが、雨戸を揺らす強い風も時折吹いていたので、軸を固定していた氷が破壊して、23:40から測定が復活したものと考えられた。
翌日の早朝に雨量計を確認すると、漏斗の外側と内側には雪が付着していた。
白いケーブル中継器がある方向が南である。雪は東北方向から吹き付けたことが確認された。
翌2014年2月5日の日中の気温上昇は鈍かった、降水計の漏斗部の雪が融解することにより、10:30、11:00および12:20に降水量0.2mmを観測した。もちろん、この計測結果は実態を反映しておらず、前日の18:10、18:30、19:10に割り振った。
(2014.2.5)
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